2020年08月29日
葬儀にも様々な種類があり、仏式タイプであれば一般葬や家族葬を行う場合が増えてきています。その中の種類の1つとして密葬がありますが、これは言葉から勘違いしている人が多いです。密葬は誰にも知らせずに密かに執り行われる葬儀ではなく、後日本葬を行う事を前提とした葬式の種類になります。
では本葬をするなら密葬を何故する必要があるのかですが、様々な理由によって密葬を選ぶポイントになっています。まず公衆衛生などの点が考えられます。夏場などは遺体の腐敗が早い時期や遺体の損傷具合などによっては、早く火葬をしなければならないという状況も考えられます。
また故人の意向や親族の意向なども考えられます。また故人の生前の偉業などによっては後日行う本葬やお別れの会を執り行う方が社会の為にも良いという理由が考えられます。そのためまずは親族だけで密葬を済ませ、その後に本葬やお別れ会を行う事で、多くの人が最後のお別れをする場を提供することが可能となります。
また遺族にとって密葬でしっかり故人とお別れが出来るという点で、気持ちの負担も軽くするという効果も得られます。このように葬儀の中でも密葬を選ぶにも色々なポイントがある事が分かります。