2020年03月18日
日本では通夜や告別式を行う事で、最後のお別れの場として葬式を行う事が一般的となっています。その際に仏式で行う家庭が多くありますが、その際に寺院に依頼することで僧侶の方に来てもらい読経してもらいます。通夜や告別式両方で読経してもらいますが、実際になぜ必要なのかを知る人は多くありません。
まず日本では仏教が多く浸透しており、法要としてお経を読む事が多くあります。ではなぜお経を読むのかですが、正しく意味を理解している人は多くありません。まずお経を読むことで亡くなった人の供養になると考える人は多くありますが、実際にお経自体は亡くなった人の為に書かれたものではないとう点があげられます。
仏教の教祖であるお釈迦様は生きている人のために残された言葉がお経になります。生きている人が生きている中で幸せになれる教えの言葉がお経となります。そのため通夜や告別式など葬式に読まれるお経の意味としては、残された遺族の為に読まれていると考えるのがただしとされます。
また読経に対するお布施の内容ですが、全国的な平均として10万円から15万円とされていますが、あくまでもお気持ちをお渡しするので明確に金額が決まっているわけではないという点もあります。