2019年03月13日
密葬とは、故人と親密だった人や家族などごく限られた人のみで行う葬儀のことです。大まかに2つの種類があり、家族や故人と深いかかわりがあった人のみで一般葬を行う形式の家族葬と、通夜や告別式などの儀式を省略した直葬・火葬式の2つの形式に分けられます。
この直後に、本葬というものが行われる場合もあります。本葬とは、火葬を終えた後に近所の人たちや職場などで関わりがあった人たちなどの一般の参列者を招いて行う葬儀のことを言います。参列者が多いことが予想され、遺族が故人との最後のお別れをゆっくりと行う事が出来ないといった理由で密葬が行われる場合には本葬を行う場合もあります。
本葬を行う場合は、告別式や○○さんを偲ぶ会、などといった形式で行われることが多いです。基礎知識としてはこのようなものがありますが、注意点もあります。それは密葬をするという事を参列者以外に知られないようにすることです。本葬のみの参列者に知られてしまうと、自分は呼ばれなかった、などのトラブルに発展してしまう可能性もありますので、家族や信頼できる故人の知り合いなどとしっかりと打ち合わせをしておくことが重要です。他にも本葬を行わないという場合に、訃報を知った人が個別に訪れる可能性を考慮し、香典返しなどの用意をしておくという事も必要です。