2018年10月03日
終活をすることで、いざというときのためにしっかり備えることができると言われています。残された人生を充実して過ごせるメリットもありますので、元気なうちに気軽に始めてみるとよいでしょう。一言で終活といっても、お金や私物の整理をはじめとして、様々なことがあります。
たとえば、遺書を用意することもその一つです。遺書は法的な文書ではありませんので、書式や内容に決まりは一切ありません。便せんやレポート用紙、ノートなどを用意して、自由な形で自分の気持ちを家族や友人、お世話になった人に向けて書いていきましょう。
遺書を用意する最大のメリットは、遺された家族や知人に知っておいてほしい気持ちを伝えられる点にあります。感謝の気持ちだけではなく、自分が亡くなった後にお願いしたいことがあるときなど、自分の言葉で残しておくことができます。また、ビデオメッセージや音声メッセージとして残すことも可能です。もしも何らかの事情で手書きの文章が書けない場合は、映像や音声で残す方法を選択してみるとよいでしょう。映像や音声なら、文字とは違って自分の声や姿を残すことができるため、家族にとっても嬉しいものになります。好きな方法を選んで、自由な形で思いを残しておくとよいでしょう。